TwinBox AkihabaraがStageSourceスピーカー、XD-Vデジタル・ワイヤレスを採用
   


秋葉原でも最大級の200人を収容できる新たなライブ会場としてオープン前から注目を集めてきたライブカフェ・スペース、TwinBox Akihabaraが10月25日にグランドオープン。そのメインPAスピーカーに、国内リリースされたばかりのLine 6 StageSourceパワード・スピーカー が採用されました。

TwinBox Akihabaraは、アイドルのライブや声優のトークショー、動画投稿サイトで活躍する歌い手、踊り手などのアーティスト活動の場となるべくデザインされた、秋葉原カルチャー発信総合エンターテイメント施設。ネット配信用の設備も完備された、新しいタイプのライブスペースになっています。

そのサウンド・システムをプラニングしたTEAM URI-Boの玖島博喜さんは、「ステージの奥行きや間口にそれほど余裕が無く、アンプも置きたくないのでパワード・スピーカーを選択しました」と語ります。「その上で、スリムで音が良いものをと考え、先日アーティストのインストア・ライブで使用した際にも印象の良かったStageSource L3mとL3sで構成したシステムを採用しました」。

Line 6 StageSource L3m (およびミキサー搭載の姉妹モデルL3t) は1,400Wトライアンプ方式の3ウェイ・パワード・スピーカー、StageSource L3s は1,200Wバイアンプ方式のバスレフ・サブウーファー・システムで、TwinBox Akihabaraには左右に各1本ずつ、計4本で5,200W以上の出力を持つパワフルなシステムがインストールされました。

「ここはオケを流しながらボーカルが歌う、いわゆるオケライブがメインですが、最近の傾向としてバンドと変わらないくらいの音量が要求されます」という玖島さんは、サウンド・クオリティも重要になってきていると語ります。「例えばオーディエンスの「かけ声」にもスピーカーからの音が負けないようにするため、単に音量が大きいだけではなく、音量と音質を兼ね備えたシステムが必要です」。

また指向性が水平方向100度、垂直方向50度にコントロールされたStageSourceシステムは、横方向に広く、それほど天井高のないTwinBox Akihabaraの環境にもうまくマッチしていると言います。「ステージの間口だけで7mありますが、StageSource L3mであれば左右1本ずつだけでカバーできるし、実際に現場で調整してみた結果、パワー的にも申し分ないですね。今後はアコースティック・ライブなども行っていくことになると思いますが、十分に対応できると考えています」。

コストパフォーマンスと運用性の高さが高く評価される XD-V75 デジタル・ワイヤレス・システムも5式が導入されています。「秋葉原という土地柄もあってか、XD-V75の周波数スキャン機能を使うといろいろな電波が飛んでいるのが分かりますが、全く問題なく使えています」。既にスタンダードな存在となっているXD-Vシステムはクライアントの持ち込みも多く、先日のライブでは計10波が問題なく同時運用されたとのことです。

既に2年近くに渡って複数波を運用してきたXD-Vシステムに全幅の信頼を寄せる玖島さんも、初めてインストールするStageSourceスピーカーは、そのクオリティを評価する一方で、音量面での不足は少し心配していたと語ります。音量が問題になった場合は複数スピーカーのリンクによる対応が考えられていましたが、「実際にランニングしてみて、この規模の会場であれば十分な音量が得られるシステムだということが分かりました」と、その心配は杞憂にすぎませんでした。

StageSourceスピーカーには、L3m、L3sともに複数のモードが用意されており、ユニットのクロスオーバーやアッテネーションの調整、タイムアライメントなどがDSPで変更されるほか、サブウーファーのクロスオーバーも80/100/120 Hzから選択可能です。時間をかけた試行錯誤の結果、両スピーカーとも最もフラットなReferenceモード、クロスオーバー周波数は120 Hzに設定されました。

またStageSource L3m、L3sともボリュームはユニティ・ゲインの12時方向付近で使用。そのサウンドも「質の良いオーディオ・システムのようなクオリティ」と高く評価しています。「パワーで押し切るようなPAスピーカーが大半ですが、StageSourceはクオリティも高いし、ステレオ感も凄く見えやすい。今後、自信を持って同じシステムを薦められますね」。

TwinBox Akihabara:
http://tb-akihabara.com