心ゆくまで音作り
POD HD500は自由度とシンプルさを最高のバランスで実現した結果、細部にまで渡る音作りができますが、決して複雑にはなっていません。エフェクトの追加やそのパラメーターの変更、シグナル・チェーンの設定を2ステップで実現。深く潜る必要があり、その結果どっちが上なのか分からなくなるような紛らわしく込み入ったシステムと比較すると、この違いはまさに生き返る思いです。
エフェクト・ブロック.
エフェクト・ブロックにより驚くほどバラエティ豊かなトーンのパレットが提供されます。シグナル・チェーン内のあらゆるエフェクト・ブロックへ、どのエフェクトもアサイン可能。合計8エフェクト・ブロックが用意されているため、複雑なシグナル・チェーンを組み上げることも、ディレイ8個やディストーション8個を並べることすらできます。
パラレル・パス.
最大2入力ソースを持ち、それぞれに独立したアンプとエフェクト・シグナル・チェーンを備えた2種類のトーンを作成できます。非常にパワフルなサウンド・デザインを行うことができ、複雑なサウンドスケープや複雑なシグナル・チェーンを実現可能。このパラレル・パスは、パンとレベルのコントロールを備えたバーチャル・ミキサーでミックスできます。
- VDI (Variax Digital Interface) - James Tyler Variax® ギターをVDI経由によりケーブル1本で接続するだけで、一方のパスにマグネティック・ピックアップ、他方にモデリング・ギターをアサインできます。エレクトリックとアコースティック・サウンドの同時演奏、12弦と6弦の組み合わせなど、選択は自由自在です。
- マルチ入力 - Aux入力やXLR入力を含め、POD HDの全入力でこのアプローチを採用可能。ピエゾ出力を備えたエレクトリック・ギター、異なる2種類の楽器、楽器とマイクなどを独立してプロセスできます。
- シングル入力シングル入力は、エフェクトへシリアルで入力し、またそれをパラレルへスプリットしてパラレル・プロセッシングするために使用できます (ギターをフェーザーからディレイ、アンプ・モデルへと接続したサウンドは、フェーザーとディレイへパラレルに送られた後にアンプ・モデルへ接続したサウンドとは大きく異なります)。
プリセット位置へユーザー書き込み可能
POD HD500には512のプリセット位置が用意されており、その一部にはファクトリー・プリセットが収められ、空いている場所もありますが、その全てにユーザーが書き込み可能です。
全てのエフェクト・ブロックが、あらゆるフットスイッチやエクスプレッション・ペダルへアサイン可能。1つのブロックを1台のフットスイッチへアサインして伝統的なペダルボード・スタイルのインターフェースにすることも、複数のブロックを同じフットスイッチにアサインして一度にオン/オフやバイパスを行うこともできます。また、あらゆるパラメーターをエクスプレッション・ペダルへアサインできるため、最大40パラメーターをリアルタイムでコントロールして、劇的にトーンをモーフィングすることも可能です。
セット・リスト
バンドで演奏しているなら、様々なセット・リストを用意することになるでしょう。作成したトーンも、同様にまとめられたら便利ですよね? POD HD500には8種類のセット・リストが用意されており、それぞれに最大64プリセットを収めることができます。複数のバンドに参加している場合は、バンド毎にセット・リストを作成することも可能。ライブの直前、ボーカリストがバックステージで曲順を入れ替えたら? 問題ありません。セット・リストの順番は演奏中にも簡単に入れ替えられます。トーンを整理しておけば、いつでも準備は整っています。
パフォーマンス・モード
この表示を選択した場合はLCDディスプレイ上に、各エフェクトがアサインされた場所が大きなエフェクト・アイコンで表示されます (POD HDフットスイッチは非常にフレキシブルにアサインできるので、この表示は不可欠です)。
MIDI
フットスイッチを踏むだけで、MIDI情報の送信とソフトウェアのコントロール、POD HD500のトーン変更を全て同時に実行できます。
フットスイッチやエクスプレッション・ペダル、トウ・スイッチへ様々なMIDIデータをアサイン可能。MIDI CCやMIDI CCトグル、プログラム・チェンジ、バンク・チェンジ、ノート・オンなどを設定できます。POD HD500でAbleton® LiveやPropellerhead® Reason®、POD Farm™ 2など様々なソフトウェアをコントロール可能です。
POD HD500 Edit
POD HD500 Editは単なるエディター/ライブラリアン・ソフトでなく、POD HD500のパワフルにして不可欠なコントロール・パネルです。エフェクトやアンプ、ミキサー、セット・リスト用に独立したセクションが用意されているため、トーンのあらゆる部分を操作することも、サウンドの実験を行うことも可能。機能の限界まで使いこなすには、そのためのツールが必要です。