ブティック・アンプのサウンドとパフォーマンスを実現。ラインホルド・ボグナー氏デザインによるポータブルな25W/10Wチューブ・アンプ。

DT25 FAQ

DT25™ の特徴は?

DT25は、構成を変更可能なアナログ・コンポーネントと、ブティック・チューブ・アンプのグールーであるラインホルド・ボグナー氏がデザインしたフルアナログの真空管出力段、Line 6のHDモデリング・テクノロジーを分かりやすく美しいパッケージに収めた、初めてのポータブル・アンプです。その成果として、ギグ用アンプに必要なタッチ・センシティビティとトーンの深み、ダイナミクスを全て備えた、2チャンネル、4ボイシングのデザインによるトーンの自由度が実現しています。

DT25がハイブリッドなアンプなのはなぜですか?

低出力のアンプは、50Wや100Wのアンプと比較するとヘッドルームが制限され、どうしてもスモールな“フィール”になってしまいます。DT25は、パワフルなHDモデリングでプリアンプを提供することにより、この問題を解決しています。プリアンプのパワー・サプライが、パワー管が必要とするものに制限されないため高出力アンプのヘッドルームと反応が得られ、小さなパッケージでも、よりビッグなサウンドとなります。こうした対応力により、100Wのトランスを持ち運ばなくても、100Wアンプのトーンとフィールを手にすることができるのです。

またハイブリッド・アンプであることで、L6 LINK™ による拡張性も得られ、より多くのアンプやエフェクトを、DT25のフレキシブルなアナログ・パワー・アンプと相互作用させることができます。

DT25アンプには、どんなコンフィギュレーションが用意されていますか?

DT25 112 Combo
25W/10W
1x 12AX7プリアンプ管、2x EL84パワー管
1x12" Celestion® G12H90 スピーカー

DT25 Head
25W/10W
1x 12AX7プリアンプ管、2x EL84パワー管

DT25 112 Extension Cab
1x12" Celestion® G12H90 スピーカー

アンプのボイシングとは何ですか?

プレイヤー達は、アンプのサウンドのコアを、そのトーンの基本部分として“ボイシング”と呼んでいます。このボイシングは通常、“クラシックなアメリカン・クリーン” (Fender® Twin Reverb® をベース*とするようなトーン) や、“クラスAチャイム” (Vox® AC30をベース*とするようなトーン) のように表現されます。DT25アンプは、非常に人気の高い歴史的な4種類のアンプ・ボイシングである、クラシック・アメリカン・クリーン、ブリティッシュ・クランチ、クラスAチャイム、モダン・ハイゲイン・ディストーションを、キャラクターや細部、ニュアンスをそのままに生み出すことができます。

DT25の各ボイシングは、ダイナミックなアナログ回路 (真空管コンフィギュレーションや負帰還ループ・トポロジーを含む) とHDアンプ・モデリング・テクノロジー (プリアンプ、トーン・スタックを提供) を見事にブレンドしています。

  • ボイシング I: クラシック・アメリカン・クリーン。高負帰還量による、60年代スタイルのアメリカン・クリーンを想起させるタイトなサウンド。
  • ボイシング II: ブリティッシュ・クランチ。クラシックなイングリッシュ・ブレークアップを回想させる、中負帰還量によるルーズなトーン。
  • ボイシング III: クラスAチャイム。ゼロ負帰還量により、オープンでダイナミックなフィール。
  • ボイシング IV: モダン・ハイゲイン。高負帰還量と、低域の追加レゾナンス。

DT25のアナログ真空管コンポーネントのどこが切り替えられるのですか?

動作クラス (クラス/クラスAB) とパワー管モード (五極管/三極管) です。

  • 動作クラス
    • クラスA - クラスAに切り替えると、DT25は10Wで動作し、カソードバイアスになります。オープンで生き生きとし、ダイナミックなフィールです。
    • クラスAB - クラスABに切り替えると25Wで動作し、固定バイアスになります。リッチで複雑なディストーションを得るには最適で、よりクリーンでパワフルなハイゲイン・トーン向きのヘッドルームが提供されます。
  • パワー管モード
    • Pentode (五極管) - ビッグかつラウドで、クリアなトーン。
    • Triode (三極管) - よりクワイエットで、丸みを帯び、ダークでビンテージスタイルのサウンド。

各アナログ・コンポーネントはクラシックなチューブ・アンプ・トーンをベースとした特定のボイシングへマッチするように構成され、それこそが各アンプの特徴となる部分ですが、組み合わせを自由に変更することで新しく異なったトーンに再構成することも可能です。例えばクラシックな・アメリカン・クリーンをクラスA、三極管モードにすることで、よりルーズでジューシーなトーンを作ることができます。

DT25は何に接続できますか?

DT25には、外部スピーカーやMIDIシステムからPOD HDマルチエフェクト・プロセッサーに至るまで、ステージやステージで必要となる、あらゆる機材を接続できるI/Oをフル装備しています。

  • L6 LINK™: 独自のL6 LINK接続は最もパワフルな接続方法であり、DT25をL6 LINKを装備した他のLine 6製品へ、XLRケーブル1本で統合することができます。例えばDT25とPOD HD マルチエフェクトをL6 LINKで接続すると、あらゆるトーンをブティック・アンプのフィールと演奏性で提供し、あらゆる演奏及びレコーディングのシナリオへ対応できるブティック・アンプの工房を実現することができます。
  • XLR DI出力: これは普通のダイレクト出力ではありません。真空管やスピーカー、パワー・トランス間の相互作用を提供し、レコーディングや演奏用に素晴らしいダイレクト・トーンを実現します。DT25がスタンバイやロー・ボリューム・モードの場合、ダイレクト出力は出力管をモデリングするHDテクノロジーにより、フル・アンプのサウンドを提供します。グラウンドリフト・スイッチも装備。
  • 1/4インチ・フットスイッチ・ジャック: TRSケーブル (1/4インチ“ステレオ”ケーブル) 接続により、チャンネル選択とグローバル・リバーブ・オン/オフをコントロール。 シングルボタン・フットスイッチではチャンネル選択をコントロール。
  • MIDI IN、OUT/THRU: 一般的なMIDIスイッチング・システムを接続して、チャンネルやボイシング、リバーブのオン/オフ、三極管/五極管モード、クラスA/AB選択をコントロール。

チャンネルAとチャンネルBは何が違うのですか?

何の違いもありません。コントロールもトーンの潜在力も同じです。各チャンネルでゲインやトーンのコントロール、4ポジションのボイシング・セレクター、構成を変更できるアナログ・コンポーネントを独立設定して、その2種類のセッティングをチャンネル・スイッチや一般的なラッチ式フットスイッチで瞬時に選択できます。クリーンやダーティといった固定されたチャンネルは無く、各チャンネルを自由にボイシングできます。全く異なるサウンドにすることも、一方をブースト・チャンネルにすることも可能。選択は、あなた次第です。